各社から様々なアーケードスティックが発売されていますが、ここまで多数のアケコンが発売されているとどれを買えば良いかわからないと思います。なのでアケコンの選び方とおすすめのアケコンを紹介します。
アケコンの選び方、搭載されているパーツで選ぶ
アケコンを構成しているパーツは外装と制御基盤、そして操作するためのボタンとレバーです。
このボタンとレバーはゲーセンのアーケード筐体に搭載されている三和電子製のものが搭載されているアケコンと各社がそれぞれ開発しているパーツが搭載されているアケコンが販売されています。
なので、アーケード筐体と同じ三和電子パーツが使われているアケコンから選ぶというのは1つ理由となるでしょう。
Sonyライセンス品として発売されているアケコンの中で三和電子パーツを使っているのはQanbaのハイエンドアケコンとMadcatzです。
三和電子製のパーツが搭載されているのでアーケード筐体と同じボタン、レバーです。また、三和電子パーツは単体で販売されているのでボタンやレバーが故障したときに同じパーツを購入して付け替えることができます。
他社パーツが使われているアケコンだとボタンが壊れてしまった際にボタンを購入して付け替えることができます。他のアケコンでも三和電子ボタンをつけることはできますが、ほかのボタンと違うパーツになってしまいますので1つボタンが壊れたらメーカーへ修理に出すか、すべて三和ボタンへ取り替えとなってしまいます。メンテナンス製を考えると最初からすべて三和ボタンが搭載されているアケコンがおすすめです。
値段で選ぶ
先程紹介したQanbaやMadcatzのアケコンは多くのプロプレイヤーが利用していて人気のモデルですが、さすがに価格が高すぎます。
リアルアーケードPro.V HAYABUSAなら搭載されているパーツが三和電子製のものではなく、HORI独自のボタンレバーとなってしまいますが、現在1万3千円程度で購入できます。アーケード筐体のパーツとは違うものが搭載されているので操作感などは異なってしまいますが、最近は家庭用メインのユーザーが多いですし、大会もPS4を使って行われているので問題はないでしょう。
本体の値段が安いのでパーツをすべて三和電子パーツに改造してもさほど値段はかからないです。
パーツはAmazonで買うと高いので楽天の三和電子ショップページから購入するのがおすすめです。
ボタン配列で選ぶ、ビュウリックス配列とノワール配列
アケコンのボタン配列には基本、ビュウリックス配置とノワール配置が採用されています。ビュウリックス配置は現在のスタンダートな配列でほとんどのアケコンがビュウリックス配置(画像左)になっています。一方ノワール配置(画像右)は鉄拳7などのアーケード筐体に採用されている配列で、ビューリックスと比較するとボタンが右肩下がりになっていて、また、ボタンとレバーの感覚が広く取られています。
ストVのアケはビュウリックス配置ですが、鉄拳7のアケはノワール配置になっているので、鉄拳プレイヤーはノワール配列のアケコンを選ぶと、アケと家庭用の操作感がほぼ同じに近づけると思われます。
また、ノワール配列はビュウリックス配置と比べるとレバーとボタンの感覚が離れていることや、ボタンが右肩下がりに配置されているので手の指に対して無理のないボタン並びになっています。そういった点から一部で人気がある配列です。
ノワール配置になっているアケコンはHORIから発売されているファイティングエッジとRAP.Nです。
また、Razer PantheraやRazer Panthera EVOなどのRazerアケコンは一見ビュウリックス配置に見えますがレバーの位置に対してボタンの位置が少し上にズレています。
ビュウリックスとノワールほどの差はありませんが、TE2やアケで慣れていると少し違和感があるので購入時には注意が必要です。
静音モデルアケコンで選ぶ
アケコンは構造上、ボタンを押す際の音やレバーを動かした際の音が大きいです。家族や近隣住民の迷惑にならないためにも、静音モデルという選択肢があります。
また、静音モデルでなくとも三和電子から静音パーツが販売されているのでパーツを交換することで静音化することができます。
入力遅延で選ぶ
ボタンやレバーをした際の入力遅延、入力応答速度が早いほうが対戦で有利にはなりますが、現在新製品として発売されているアケコンは体感できるほど入力遅延の差はないです。
気になる人はHORIのRAPシリーズが入力応答速度の向上を謳っているのでRAPを購入すれば間違いはないでしょう。
アケコンの遅延よりもモニターの遅延と安定したインターネット回線を整えるほうが重要です。
おすすめのアケコンは?
とりあえずおすすめのアケコンを教えて欲しい人向けに僕のおすすめを紹介しておきます。
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